父の生家がベーカリーを経営しており、親戚にも食品関連の仕事に携わっている者が多く、その影響を受けて、将来は自分も食品業界で活躍したいと考えるようになりました。大学で栄養学を専攻し、栄養士の資格を取得。就職活動では、食品メーカーを中心にさまざまな企業の会社説明会に参加しました。当初は食品メーカーの商品開発職を目指していたのですが、世界を舞台に、あらゆる食品メーカーの製品を扱う商社のビジネスに強く惹かれるようになりました。ラクト・ジャパンに入社したのは、料理・菓子、健康食品、医薬品など、多種多様な製品に活用される、乳製品・原料の専門商社という、独創的なビジネスに、限りない可能性を感じたからです。現在、私は食肉食材本部で、生ハム、サラミソーセージ、ベーコンを始めとする食肉加工品の輸入・販売を担当しています。食肉食材部門は2005年にスタートし、豚肉原料・食肉加工品を中心に牛肉や鶏肉などの取扱商品の拡充にも注力してきました。今は、当部門をラクト・ジャパンの事業における第二の柱へ成長させるため、チーム一丸となって仕事に取り組んでいます。
食肉加工品の仕入れ先は、海外の食肉加工メーカーもあれば、職人が伝統的な製法で商品を作る、中・小規模のファクトリーもあります。また、国内の販売先も食品メーカーから卸売・小売店まで多種多様です。さまざまな規模、製法、販売方法を持つ取引先とのビジネスには、常に新しい発見と学びがあり、興味は尽きません。また、大豆などを原料とするプラントベースミート(代替肉)の開発・供給にも取り組んでいます。首都圏で店舗を展開するハンバーガーチェーンに供給している商材もそのひとつ。健康志向の顧客ニーズに応える新商品に使う、植物原料のパティを提案するコンペティションに参加し、採用された商材です。当社が提案したパティを使ったハンバーガーはレギュラーメニューとなり、さらに、ある学校でSDGsの教育活動の一環として、ヴィーガンメニュー*を体験する教材に採用されました。私の目標は、近い将来、食肉食材本部の中に、食肉加工品専門のチームを立ち上げること。そして、時代の変化や新しい価値観に応える商材を開拓し、既存のビジネスと併せて、大きく育てたいと考えています。
ラクト・ジャパンは、多様なスキル・経験を有する、プロフェッショナルの集まりでもあります。特に食肉食材本部は、当社の中でも、その傾向が強く、総合・専門商社やメーカーなどで、さまざまな食品を扱ってきた、経験豊かな社員が数多く在籍しています。そのため、若手社員は、先輩から食肉のみならず、あらゆる食品ビジネスのノウハウを学び、広い視野を持つことが出来ます。また、社員同士の仲が良く、スポーツが盛んであることも当社の特徴です。コロナ禍以前は、週末に仲間を集めてテニスやバスケットボールを楽しんでいました。特定の企業グループに属さない独立系企業ならではの自由な雰囲気の中で大きく成長できる、それがラクト・ジャパンで働く魅力です。私は就職活動で大切なのはインスピレーションだと思っています。 “ここで働いてみたい”と直感した会社と出会ったら、その懐に飛び込んで、さらに雰囲気を感じ取ってみる。その中に、あなたに相応しい会社がきっとあるはず。自分の感性を信じて、果敢にチャレンジしてみてください。
ある1日のスケジュール
06:30 | 起床 出社の支度をする |
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08:30 | 出社、コンビニで買った朝食(おにぎりなど)をレストルームで食べる |
09:00 | 業務開始、今日のスケジュールとメールをチェック |
10:00 | 外出、同業他社(商社)で情報収集、ライバル企業でも情報を共有し、お互いのビジネスに役立てる |
12:00 | 外出先でランチ、今日は神田の家系ラーメンを食べる |
13:00 | 大田区の城南島にある冷凍倉庫で検品。 倉庫の保管状況や商品状態を確認 |
15:00 | 移動、都内のファストフード業態本部で打ち合わせ |
17:00 | 帰社、報告書や商品説明など資料を作成する |
18:00 | 退社 |
18:30 | 帰宅、入浴、夕飯後にテレビを見る |
24:00 | 就寝 |